クレジットカードを作りたいけれど、「学生でも審査に通るのか」「何から手をつければよいのか」と不安に感じていませんか。結論からお伝えすると、18歳以上の学生であれば多くのカードに申し込めますし、流れと審査のポイントさえ押さえれば過度に身構える必要はありません。
この記事では、学生がクレジットカードを作るときの具体的な手順、審査で実際に見られている要素、申し込みでつまずきやすい注意点までを、クレカラボ編集部が順を追って解説します。読み終えるころには、自分が次に何をすればよいかが明確になっているはずです。
学生がクレジットカードを作る基本的な流れ

学生がクレジットカードを作る流れは、社会人の場合と大きく変わりません。申し込みから受け取りまでは、おおむね次の4ステップで進みます。
- 申し込みに必要なものを準備する
- カードを選んで申し込む
- 審査結果を待つ
- カードを受け取り初期設定をする
多くのカード会社はオンライン申し込みに対応しており、最短即日でカード番号が発行されるケースもあります。まずは全体像をつかんでおきましょう。
申し込みに必要なものを準備する
申し込み前にそろえておきたいのは、本人確認書類・引き落とし用の銀行口座・連絡用のメールアドレスの3点です。本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカードが代表的で、これらを持っていない場合は健康保険証と住民票などの組み合わせで対応します。
引き落とし口座は本人名義のものを用意してください。準備が整っていれば、申し込みの入力自体は10分ほどで終わります。先にそろえておくと、途中で手が止まる心配もありません。
オンラインで申し込み、審査結果を待つ
カード会社の公式サイトにある申込フォームへ必要事項を入力すると、その時点で審査が始まります。審査にかかる時間はカードによって幅があり、最短数分のものから1週間程度かかるものまでさまざまです。
審査が終わると、メールや郵送で結果が届きます。可決された場合はカードが郵送されるか、店舗やアプリで受け取れます。受け取ったあとは、利用明細の確認方法と暗証番号を最初にチェックしておくと安心です。
学生のクレジットカード審査で見られること

学生の審査では、社会人とは少し異なる視点で信用が判断されます。学生は収入が安定していないことが前提のため、年収の多さよりも「申込内容に偽りがないか」「支払いを管理できそうか」という点が重視される傾向にあります。
学生は「本人の収入」より「属性」で判断されやすい
カード会社は、申込者の年齢・職業・居住状況といった属性を総合的に見ています。学生向けカードや若年層向けカードは、こうした属性の学生を主な対象として設計されているため、収入が少なくても申し込みやすい設計になっています。
アルバイト収入がある場合は申告でき、空欄にするよりはプラスに働きます。ただし、収入がなくても学生向けカードであれば過度な心配は不要です。
過去の支払い遅延は審査に影響する
スマートフォン本体の分割払いや奨学金など、過去の支払いを延滞した記録は、信用情報機関に一定期間残ります。クレジットカードの審査では、この信用情報が照会される仕組みです。
心当たりがあるなら、延滞を解消してから申し込むほうが安心でしょう。信用情報は、本人であれば信用情報機関に開示請求して確認できます。
学生審査で見られる主な項目を整理すると、次のとおりです。
| 見られる項目 | 審査での見られ方 |
|---|---|
| 年齢 | 18歳以上か。高校生は対象外のカードが多い |
| 職業(学生区分) | 学生向けカードでは有利に働きやすい |
| アルバイト収入 | あれば申告。なくても学生向けカードなら可 |
| 信用情報 | 携帯端末の分割払いなどの延滞履歴を確認 |
| 申込内容の正確さ | 記入ミスや虚偽がないか |
学生がクレジットカード作成でつまずきやすい点

申し込み自体は難しくありませんが、ちょっとした不注意で審査に通りにくくなることがあります。ここでは、学生が特に注意したい2つのポイントを挙げます。
年収・職業欄は正確に記入する
申込フォームの年収欄や職業欄は、実態どおりに入力してください。収入を多く見せようとして実際と異なる金額を書くと、申告内容と確認結果のずれから、かえって審査に通りにくくなります。
学生はアルバイト収入をそのまま記入し、収入がなければ正直に申告すれば問題ありません。職業欄は「学生」を選びましょう。学生審査では、正確さこそが信頼につながると考えてください。
短期間に複数のカードを申し込まない
1か月のあいだに何枚も申し込むと、信用情報に申込履歴が集中して記録されます。これは「お金に困っているのではないか」と受け取られる場合があり、いわゆる申し込みブラックと呼ばれる状態につながります。
まずは1枚に絞って申し込み、結果が出てから次を検討するのが安全な進め方です。焦らず1枚ずつ進めましょう。
学生に向いているクレジットカードの選び方

はじめての1枚は、維持コストが低く、生活スタイルに合ったカードを選ぶと失敗しにくくなります。選び方の軸は大きく2つです。
年会費が無料のカードから選ぶ
学生のうちは、年会費が永年無料のカードから検討するのが基本です。維持コストがかからないため、使う頻度が少ない月があっても負担になりません。年会費無料カードの選び方は年会費無料クレジットカードの選び方で詳しく解説しています。
還元率や付帯サービスを含めた比較は学生のクレジットカードは還元率と年会費で選ぶも参考になります。
海外利用や付帯保険で絞り込む
留学や海外旅行の予定があるなら、海外旅行傷害保険が付くカードや、海外でのタッチ決済に対応したカードが候補になります。詳しくは留学・海外旅行に使う学生向けクレジットカードの選び方で取り上げています。
具体的なカードを比較したい場合は、クレカラボのカード比較表で年会費や還元率を並べて確認できます。
まとめ:流れと審査の要点を押さえれば学生でも作れる

学生のクレジットカード作成は、4ステップの流れを理解し、審査で見られるポイントを押さえれば、決して難しいものではありません。必要書類を準備し、年会費無料のカードを1枚に絞って正確に申し込む。この基本を守れば、はじめての1枚はスムーズに手に入ります。
審査の中身をさらに詳しく知りたい方はクレジットカードの審査基準もあわせてご覧ください。
- 学生でもクレジットカードは作れますか?
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18歳以上であれば、学生向けカードを中心に申し込めます。多くのカードで高校生は対象外となるため、申し込み条件は各カード会社の公式サイトで確認してください。
- 収入がない学生でも審査に通りますか?
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学生向けカードは収入が少ない学生を主な対象に設計されているため、アルバイト収入がなくても申し込めます。収入がある場合は正直に申告すると、申込内容の信頼性が高まるはずです。
- クレジットカードの審査にはどれくらい時間がかかりますか?
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カードによって幅があり、最短数分で結果が出るものから、1週間程度かかるものまであります。急ぐ場合は、即時発行に対応したカードを選ぶとよいでしょう。
※本記事は一般的な情報をまとめたものです。申し込み条件・審査基準はカード会社により異なり、変更される場合があります。最新の情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
参考:一般社団法人日本クレジット協会 / 株式会社シー・アイ・シー(指定信用情報機関)
